井上 綾

 初めてのニューヨーク研修では、自分達ではなかなか体験できない学習をさせていただきました。領事館では、日米問題の現状など今まではニュースや新聞などで聞く話を直接聞くことができました。自分の予備知識の乏しさにも気づき、新たに知る知識が多かったです。

 9.11 の現場も見学させていただき、実際に見ると悲しい気持ちになりましたが、話を聞かせていただき、この感情をよりシェアし世界平和に繋げていく必要があることを強く感じました。

 そのほかも、たくさんのところを訪問し初めての経験ばかりでした。ブロードウエイミュージカルアラジンでは、出演している人の歌唱力に圧倒されとても感動しました。日本のアラジンの劇団も観てみたいと強く思いました。

 また、ニューヨークの現地の方との交流も多く、何もわからない私たちの英語にも耳を傾けてくれ丁寧に英語を教えてくれたり、時間が経つと、伝えてくれている英語がなんとなくわかってきて、最初は言語の壁を感じましたが、徐々にコミュニケーションが取れる喜びを感じることが出来たり、切符の買い方や電車の乗り方がわかるようになったりなど自分たちで出来ることが少しでも増えたことが何より嬉しく感じました。

 1週間という短期間でしたが、日本から一緒に研修した初めてのメンバー達とも交流でき、共に楽しい時間を過ごせたのも一期一会であり一生忘れることがないと思います!

 原理事長をはじめ、秀子さん、高野さん、みよりさん、貴重な体験をさせていただきフォローしていただき本当にありがとうございました。今回のこの経験を、仕事でも生かしていきたいと思っております。ありがとうございました。

岡崎 アミ

 今回この事業に参加させていただき、ニューヨークの街の雰囲気を肌で感じることで「海外で活躍したい」という想いが一層強くなったと感じます。それはただガイドの話を聞きながら観光をするわけではなく、自分たちの力でいろいろなことをクリアし現地の方々と交流をする機会を頂けたからこそ、自分が何をしたいのかを考え、数年後ニューヨークにいる自分を想像してより現実味がある将来の夢を持てたのだと思います。

 様々な場所をまわる中で、高野さんの解説はすごく勉強になりましたし、日本でメディアを通してなんとなく見たことがあるような場所にまつわる面白い話をたくさん聞けてとても勉強になりました。歩く距離が長いのは少し大変でしたが、「自分の足でここに行った」という想いでは将来の財産になると思いました。

 また個人的にも数年後勉強したい大学に連れて行っていただいたり自分がやりたい仕事を実際にやっている方々とたくさんお話をさせていただいたりして、目標をはっきり確認することができたのでとても良かったです。

 このように今回のNY訪問は自分の糧になるものだったので、この機会を与えてくださった原夫妻と高野さんにすごく感謝しています。これからもこのように自分の視野を広げられる機会があったら進んで参加し、国際的な意識を持った人材になれるように頑張りたいと思います。

来田 千明

 海外旅行は何度か行ってきましたが、友達と行く旅行は観光地を回るだけの旅で、この度の海外派遣ではメトロポリタン美術館・国連本部・総領事館・家庭訪問と普段では行くことのできない様々な場所を訪れることができたり、自由の女神・トランプタワー・タイムズスクエア等の普段はテレビで見ている所も実際行ってみると偉大さを実感できました。 また、ミュージカル「アラジン」は英語を聞き取ることは難しかったのですが、音楽やダンス、舞台の雰囲気でアラジンの世界観に引き込まれました。

 今回の研修中いろんな人と話す機会がありました。英語が苦手な私にも「Where are you from?」「What work are you doing?」などの簡単な質問からゆっくり話してくれました。そのおかげで最初の頃は誰かがいないと買い物にも苦労しましたが、少しずつ耳が慣れてきて1人で買い物ができたときは嬉しかったです。 今回の視察は私にとって貴重な1週間になりました。この経験を活かして今後の社会貢献に役立てたいと思います。本当にありがとうございました。

北濱 小百合

 この度のニューヨーク研修では、世界経済の中心といわれるマンハッタンから郊外のカントリーな部分まで、一週間で「アメリカ合衆国」が凝縮されたような内容で、とても刺激的で充実した毎日を過ごすことが出来ました。

 中でも特に印象に残っているのは、ニューヨーク大学見学とホームステイです。
 ニューヨーク大学は都市の中心部にあり、街全体が学生のために整備されているようでした。科目については、学生が自分で考えたものを申請して認められれば単位を取得できる、ということを教えていただき、とても衝撃を受けました。
 クリエイティブで高度な人材を輩出するための取り組みに圧倒されたと同時に、日本で同じことが出来るだろうか…と考えてしまいました。
ホームステイではアメリカ人ご夫妻から色々とお話を伺い、地域の方々と共同で運営するキャンプ場のことをお聞きしました。そこには開拓時代の建物が残っており、それを私費でリフォームして地域の人たちが使える場所にするというお話を聞いて、大変感銘を受けました。社会貢献や地域コミュニティの在り方など、考えさせられることが沢山ありました。

 私は今の慣れた環境で、いつでもどこでも簡単に情報が手に入る現状に満足しているところがありました。しかし、実際にニューヨークを訪れてみると、持っていた先入観とは全く違う現地の空気感や価値観を目の当たりにし、「生(なま)の経験」の大切さを実感しました。
 以前、「日本の外に出ることで、本当の日本の姿が見えてくる」と教えていただいたことが切っ掛けでニューヨーク研修への参加を決めたのですが、正にその通りだと思いました。グローバリズムの良い面悪い面、日本の国民性や社会制度など、研修に参加する前よりもさらに興味関心が湧いてきました
 自分の将来については未だに手探り中ですが、どんな道に進むにしてもニューヨーク研修で感じたこと、思ったことを振り返りながら歩んでいきたいと思います。

  最後になりましたが、原理事長や秀子さんをはじめ、今回お世話になった皆様および財団関係者様に心より御礼申し上げます。本当に有難うございました。

佐藤 博紀

 僕にとって今回のニューヨーク視察旅行で初めての海外旅行を経験しました。まず飛行機でひどく緊張し、全く眠れませんでした。時差ぼけの経験も初めてで、丸2日は徹夜状態でした。

 今回のニューヨーク訪問でホームビジットや、あらゆる人たちの交流の機会を与えられたので、最後の方では自分の自己紹介ぐらいはできるようになり、人との会話も出来たので自分としてある程度の成長を感じられました。

 国連を訪問した事により、日本の世界での立ち位置確認し、世界から見た広島原爆の事など日本人として考えさせられました。それに加え、戦争の武器にどれだけの費用が費やされているかを知り驚きを隠せませんでした。

 現地のホスト役をしてくれた人達が日本の文化に興味を持ってくれていて改めて日本文化を誇りに感じました。僕も日本文化の素晴らしさを再確認する良い機会になリました。それを通じて、僕もアメリカ人の柔軟な思考や自由でクリエイティブな発想を見習い日本人の良さとアメリカ人の良さの両方を兼ね備える幅広い分野で活躍する人間になりたいと思いました。

 ホストファミリーの家を訪問した時、日本人とアメリカ人の働き方の違いについて考えさせられました。日本人の多くは定年退職まで働き、さらに世界で最も1日の労働時間が長いと言います。しかし、アメリカでは早期に退職をして老後の人生を楽しむといった傾向があります。過労死が問題となっている日本でもそのような早期退職して、人生を楽しむと言った事もあっても良いのではないかと思います。その老後を楽しんでいる人達は非常に知識人で世の中で大成功してそこで得た報酬を地域に還元するボランティア活動をし、次世代の若者や地域の支援に積極的である事に非常に感動しま した。

以上の色々な経験を通し、自分も社会に貢献できる人間になりたいと思いました。短い旅でしたが、楽しく充実した時間を過ごせました。今後の目標は、経済。文化、教育などの分野を英語でディスカッション出来る様になり国際社会で活躍できる人間になりたいです。

佐藤 博柾

 僕は今回初めてニューヨークに行きました。このグループでは最年少でした。先ず初めに食事の量の多さにびっくりしました。ニューユーヨークでは地下鉄に乗りましたが、日本とは違い汚いし、あまり便利ではない感じがしましたが、切符の買い方や駅に入るシステムなど、面白く新鮮な感じがありました。国連や・領事館の訪問と大学見学により、色々学びましたがやはり経済、ビジネス、教育機関など、世界の最先端を走っている国のように思えました。街並みは日本と違い電柱が地下に埋められていて景観が綺麗でした。人々の生活に余裕がある感じがしました。例えば仕事の合間に公園でゆっくり昼食を楽しんでいたり、夜でも映画の前にテラスでゆっくり食事をしていたり、いつも笑っていて陽気な感じがしました。

 まずニューヨークと日本との違いに驚きました。人の多さとその人種の多様性を感じました。白人ばかりではなく、黒人、黄色人種など様々な人が行き来していて、凄い活気を感じました。

 今後はもっと英語を勉強してニューヨークで知り合った人たちに日本を案内出来る様になりたいです。